施設NEWS

2025.10.23

介護現場で活きる研修とは?職員が講師になるメリットは・・・

こんにちは。
法人本部事務局です。
10月22日(火)ケアエキスパート委員会主催の研修を開催しましたのでご報告いたします。
(ケアエキスパートとは法人独自の資格で、今回の研修はケアエキスパートの資格を持つ職員が講師を担ってくれました)
今回の研修のテーマは、「排泄介助」「歩行」について考える機会として講義の他、個人ワークやグループワークを行い、発表、その内容を共有することで「新たな気づき」も得ることができたようです。

 

 

今回集まった職員が採用後2~4年の経験者であり、利用者さんに対するサービス提供に慣れてきた段階であるため、研修の中では動画を見て「不適切な介護」について考える機会も設けてくれました。
これは、当会の理念でもある「個人の尊厳を守る」という視点から、参加した職員は日常のケアを振り返る機会となったものと考えます。
当会では、法人内職員が講師となって研修を行うことも大切であると考えています。
【当会が考える職員が講師となる研修のメリット】
1. 現場に即した実践的な内容
• 実際の業務や利用者の状況に即した具体的な事例を共有できる。
• 外部講師では伝えきれない「施設ならではの工夫」や「暗黙知」を言語化できる。
2. 職員の意識向上とモチベーションアップ
• 講師を務めることで責任感や自信が育まれ、専門性の向上につながる。
• 「教える側」になることで、自身の知識や技術を再確認・整理する機会になる。
3. 施設内の一体感やチーム力の強化
• 職員同士の相互理解が深まり、コミュニケーションの活性化につながる。
• 共通の価値観やケア方針を共有することで、組織文化の醸成にも寄与することができる。
いかがでしょうか。
組織が継続して成長していくためには、職員が研修等を通じて成長し続けていくことが大切だと思います。
当会では、このような取り組みを通じて職員のキャリア形成を支援しています。
↓ケアエキスパートについては、以下のページをご参照ください。