施設NEWS

2023.08.28

デイニュースVOL41 杜の風に歌声が戻る!

 「歌声の 戻りて野分 西に逸る」職員A

 こんにちは!杜の風デイサービス職員Aです。

暦の上では立秋を過ぎ、友への便りも残者お見舞いと書き出す今日この頃、皆さんの夏はどんな夏でしたか?

記録ずくめの猛暑・豪雨。慶應義塾高107年ぶり甲子園優勝のニュ-スは明るい話題を提供してくれました。

6大学でおなじみの「若き血」、みなさんも歌詞を覚えてしまったのでは?「見よ精鋭の集うところ烈日の意気高らかに遮る雲なきを!」カッチョヨサブロー!

でも烈日の光で焦げちゃいそう、恐るべし陸の王者。

 

杜の風上原デイサービスでもこの夏嬉しいニュースがありました。ボランティアとして杜の風にピアノの調べと歌声を届けてくれる関根音楽クラブ・関根先生が、2020年1月以来帰って来て下さいました。コロナ対策として、施設ではずっと控えて頂いていたボランティア活動、復活第一弾です。

 

♪松原遠く~消ゆる処♪♪ と夏に因んだ曲から始まり、カモメの水兵さん 山小屋の灯り 長崎の鐘 炭坑節 東京キッド 憧れのハワイ航路 故郷 など、童謡・唱歌・民謡・

流行歌など全16曲、軽妙なMCを交え時間いっぱい弾きっぱなし・歌いっぱなし。あっという間の1時間余りでした。

演奏が始まると手拍子をする方、足でリズムを刻む方、興が乗ってくると踊りだす方も!極まって涙を流す方までいらっしゃいました。

おお!ワタクシは今、とてもグルービーな時を共有しておるのだ!と、音楽のチカラを再認識した職員Aでありました。

杜の風上原のロビーにある野点傘に達筆に認められた短冊が掲げてあります。

清坐一味友(せいざいちみのとも)友として茶の湯を味わえた清々しい気持ちを表した言葉です。

この日、関根先生とご利用者さまは清坐一歌友でありました。