施設NEWS

2026.09.29

「ご利用者の想いに寄り添い、AIで支える」

 当法人では、8施設の内7施設の特別養護老人ホームにおいて、AIを活用した施設サービス計画書の作成に取り組んでいます。

取り組みを進める中で、実際に現場のケアマネジャーからは、施設サービス計画書の作成にかかる時間が短縮されているという声も聞かれるようになりました。

 施設サービス計画書を作成するためには、ご利用者の心身の状況だけでなく、生活歴やご本人・ご家族の希望、日々の生活の様子

など、さまざまな情報を整理し、アセスメントしたうえで支援内容を考えていく必要があります。

こうした過程でAIを活用することで、多くの情報を整理し、計画を考える際の視点や文章表現の案を得ることができます。
これまで計画書の作成に費やしていた時間の一部を短縮できれば、その時間をご利用者との対話や、多職種との情報共有、より良い支援を考える時間に充てることができます。
私たちが大切にしているのは、単に「AIを使って仕事を早くする」ことではありません。
AIは、ケアマネジャーに代わってケアプランを決めるものではなく、**ケアマネジャーがより良いケアを考えるための“パートナー”**
です。
AIから示された内容をそのまま使用するのではなく、最後に確認し、ご利用者一人ひとりの生活や思いに合わせて修正し、計画として
仕上げるのはケアマネジャーです。
テクノロジーが進歩しても、福祉の仕事の中心にあるのは「人」です。
だからこそ、AIに任せられる部分は上手に活用し、そこで生まれた時間を、人にしかできない仕事に使っていく。
「業務効率化」と「ケアの質の向上」を両立させること。
これも、私たちがAIを活用する大きな目的の一つです。